日原渓流釣場ガイド

日原渓流釣場

日原渓流釣場

東京・奥多摩でもさらに山奥に位置する日原渓流釣り場。
日原川の支流に造られたこの釣り場は、まさに本格的な渓流釣りを堪能できる東京でも数少ない渓流釣り場です。
たいていの渓流釣り場は安全性を重視し人工的な釣り場となっていますが、日原渓流釣場は極力、自然のままの渓流で釣りを楽しめるようになっています。
変化に富んだ多くのポイントは、それだけに釣り人を魅了してやみません。

施設内ではニジマスやヤマメ、イワナなどの魚が生息しており、エサ釣りだけでなくルアーでもこれらの魚を狙えます。
また、川原でのバーベキューを楽しめるなど、ご家族でものんびりと気軽に1日を過ごすことができます。
近隣には東京都の天然記念物である「日原鍾乳洞」もあるので、釣りで遊び疲れた身体を洞窟探検で癒してみてはいかがでしょうか。

都内でも有数の釣りスポットである多摩川に注ぎ込む日原川で、是非、ダイナミックな釣りを体験してみてください!
きっと心も身体も癒されること間違いなしですよ♪

日原渓流釣場の釣り場データ

釣り場種別 管理釣り場(渓流)
釣りの種類 えさ釣り、ルアー、フライ
主な対象魚 ニジマス・ヤマメ・イワナ
料金 入漁券:3,000円
※入漁券は人数の半分以上必要
※入漁券1枚につき釣り竿は1本まで
釣り具・えさ 貸し竿(1本):200円
釣り餌(いくら):300円
釣り餌(ブドウ虫):500円
※持ち込みOK
バーベキュー バーベキュー材料(1人前):1,000円
バーベキュー用鉄板使用料(1個):500円
薪:500円
炭:350円
※ビールやソフトドリンク等の販売あり
トイレ あり(洋式)
駐車場 あり(無料)
携帯&Wi-Fi
キャリア 電波
ドコモ 良好
ソフトバンク 良好
au 良好
Wi-Fi なし

日原渓流釣場の有望ポイントを紹介

日原渓流釣り場は東京都内にありながら、気軽に本格的な渓流釣りを楽しめるフィッシングポイントです。
変化に富んだそのロケーションはまさに圧巻!
激流あり、深場あり、流れ出しありと多くのポイントが存在します。

こんなところに?という場所にまで魚が入っているので、釣れた瞬間はビックリするかもしれません!
また、多くの大物が潜んでいるので、ポイントを探しつつ見極めることが大切です。
アタリがなかったらすぐに場所を変えて手返しよく探っていきましょう!
それではグッドポイントをご案内します!

落ち込み・淵

上流部の行き止まり地点の滝つぼ

上流部の行き止まり地点の滝つぼです。
これより先には行けません。
深さもあり、思わぬ大物がヒットすかも・・・。
間違いなく一級ポイントですね。

上流部の滝

こちらは釣り場中間地点のレストハウスから上流部方面へ歩いていくと出てくる大きな滝です。
複数の滝が流れ込む落ち込みで、超有望ポイントですね!
釣り人で混雑しているときは、早めに場所取りを!
落ち込みや淵は大物の代表的ポイントなので思わぬ魚がヒットする可能性大です。
小まめにウキ下の調節を!

川の流れが速めで水深が浅く、水面が波立っている部分が瀬。
新鮮な水が石や岩に当たり、エサになるらん藻が付きやすく、活きのいい魚がヒットする可能性が高いです。
狙いを定めたら川の上流からそっとエサを流してみましょう。
岩スレスレに流すことがキモですよ。

中流域の瀬

こちらは中流域の瀬。
流れが速く、アタリを取るのが少々難しい場所ですが、岩スレスレにエサを流してくると急にヒットすることがあります。
こんなところにも魚は付いているのです。

トロ場

中流域のトロ場

こちらはレストハウスからほど近い、中流域のトロ場。
深みがあって流れの緩いトロ場は岩が多いほど魚たちの絶好の隠れ家・エサ場になります。
水の中にも岩が沈んでいるのがわかります。

流れが緩やかなトロ場

こちらも流れが緩やかで水深があり、絶好の場所になります。
魚は上流の方を向いてエサが来るのを待っていますので、上の方からエサを送り込んでやりましょう。

滝つぼ横にある大きな岩陰のトロ場

滝つぼ横にある大きな岩陰のトロ場には釣り人たちが所狭しと竿を出しています。
この辺りも1級ポイントですね。

橋下のトロ場と瀬の複合ポイント

吊り橋の下

レストハウスから釣り場へ降りる際に渡る吊り橋の下は、トロ場と瀬の融合ポイントです。
トイレも近いのでとても便利なポイントですね。

吊り橋の下2

ご家族で釣りを楽しむ際は、バーベキュー場も近く足場もいいのでこの辺りが大変便利ですよ。
もちろん釣れなければ放流もしてくれます!

このほかにもこの釣り場は有望ポイントが無数に点在しています。
自分で秘密の好ポイントを見つけてみるのもおもしろいかも!
大自然で限りなく自然に近いポイントにきっと驚かされることでしょう!

日原渓流釣場の釣行レポート

施設ガイド

レストハウス内食堂

レストハウス内食堂

レストハウス内にはランチに利用できる食堂が完備されています。
渓流を眺めながらの食事は最高!

釣った人の写真

このレストハウス内には訪れた人たちが釣った魚の写真が所狭しと掲示されています。
超大物の写真もありますのでどんな魚が釣れたかじっくり見て楽しんでくださいね。

食堂のメニュー

こちらがメニューですね。

食堂のメニュー

ドリンク類なども販売されています。
アルコール類もありますので、ゆっくりと時の流れを感じながらくつろいでください。
暑い夏にはアイスクリームもあり、お子様も大喜び。

バーベキュー場

川原のバーベキュー場

川原にはバーベキュー場が併設されており、料金は無料で利用できます。
ただし、バーベキューの食材、道具などのレンタルは有料です。
材料は1人前1000円、鉄板のレンタルは500円、薪500円、炭350円です。

焼いている魚

釣った魚はコンロや網などを持参すれば、バーベキュー場以外でも川原で自分で焼いてその場で食べられます。

喫煙所

喫煙所

釣り場は禁煙ですので喫煙所が用意されています。
スモーカーの方もこちらでゆっくりと休憩できますよ。

はらわた処理場

はらわた処理場

この釣り場では、腹わた処理のサービスは行っていないので、釣れた魚を持ち帰る時やその場で焼いてもらうときは自分で魚の腹わたを処理する必要があります。
初めてでも捌き方の説明書きがありますので安心ですよ。

マスの塩焼き販売所

マスの塩焼き販売所

こちらでマスやヤマメの塩焼きを販売しています。
じっくり炭火で焼いた魚は、臭みもなく格別です!
やまめ塩焼き500円、ます塩焼き400円です。
ぜひご賞味あれ!

マスの養殖場

マスの養殖場

川に放流するためのマスの養殖場ですね。
どんな大物がいるんでしょうか・・・。

マスの供養塔

マスの供養塔

施設というわけではありませんが、大事な場所ですよね。
命をいただいていることを忘れないようにしないといけませんね。

日原鍾乳洞

日原鍾乳洞入り口

せっかく日原まで来たなら日原鍾乳洞も見ておきたいところです。
日原渓流釣場から歩いても15分くらいです。
ただし少し上り道になっているので、日原鍾乳洞に駐車場もあるので車で行ってもよいでしょう。
ただし混雑時(シーズンの土日、ゴールデンウィーク、盆休み等)は駐車待ちの大渋滞(1~3時間待ち)になることも多いようですので、バスや徒歩をオススメします。

トイレ

トイレ

トイレは釣り場の川原にはなく、レストハウス横に1箇所だけとなりますので、トイレが近い方はレストハウス付近の釣り場で楽しんが方がいいかもしれません。
清掃が行き届いた非常にきれいなトイレです。
ウォシュレットはなく、暖房便座となっています。

授乳室・おむつ交換スペース

特にありませんので、駐車場に停めた車内などを利用することになると思います。

訪れる前に知っておこう!

釣り場風景

エサ釣り以外にルアー釣りもできますが、特別にルアー釣り場が設けられているわけではありません。
また、ルアー釣りに関しては詳細なルールが決められているというわけではない様です。
あくまでも釣り場が空いていればできるという程度のものなので、1度確認してみて下さい。
因みに料金はエサ釣りと同じです。
ルアー竿のレンタル等もありません。

カラス注意

エサはカラスが狙っているようですので、注意してください。

川遊び禁止

この釣り場は流れが速く、水深も深いので水遊びは大変危険です。
小さいお子様連れの方は十分、注意してくださいね。
また、釣りの最中も足場の良くないところが多数ありますので注意しましょう!

第1駐車場

駐車場は2か所ありますが、釣り場に近い第1駐車場はすぐに埋まってしまいます。
できれば早めに着いておくことをおすすめします。

釣り場の遊歩道

熊にも注意した方がいいかもしれません。
要確認ですね。

日原渓流釣場の概要

所在地 東京都西多摩郡奥多摩町日原1048
問い合わせ 0428-83-2794
営業期間 3月1日~11月30日
利用時間 8:00~17:00
※時期により変更あり。要確認
定休日 無休
車での行き方と駐車場 無料駐車場完備
青梅街道(国道411号線)の日原街道入口交差点を右折。日原街道を約10km
電車・バスでの行き方 JR線奥多摩駅から西東京バスにて。
平日は、鍾乳洞行き(35分)徒歩3分。
土曜・休日・8月は東日原止まり(30分)で徒歩25分。

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